『クチャラーの勉強をしよう!』

『キミは普段食事をしているときうるさいといわれたりしないかな?他にもグループで浮いたり飲食店で静かに食事してた相手が突然クチャクチャ食べだされたことはあるかな?』

「な~い」

『ひょっとしたらその原因はクチャラーもしれない!』

「なにそれ~」

『そんなキミは僕と一緒にクチャラーの勉強!』

「えー」

『まずはクチャラーかどうかのチェックだ!』

「どうやるの~」

『自分にだけ聞こえる音が聞こえる人はみなクチャラーだ!』

「へ~」

『そんな君は僕らクチャラーの仲間.の一人かもしれないね!』

「なにそれ~」

『咀嚼音が自分にだけ聞こえると自覚がない悲しき人々だ!!』

「きも~」

『少年よ、君は子供だからちゃんと教えよう。人には軽い気持ちで言ってはいけない言葉がかある。子供はそれを知らないから許す。しかしそれを理解してもなお態度を改めないなら少年でも一生許さない!』

「ごめ~ん」

『行動で一生改める人間を許すのがクチャラーマンだ!!!』ドカーン

「ポーズがうつくしくないよ~」

『クチャラーズ現役隊員に質問があるかな?か』

「クチャラーは治せないの~?」

『いい質問だな少年!台本でもあるのか?!』

「そんなわけないじゃん」

『クチャラーは多くの場合自覚と努力で直せるぞ』

「どうやって~?」

『いい質問だな少年!』

「でしょ~?」

『治療と筋トレで改善できる!まずは耳鼻科に相談だ!』

「健康保険証とお薬手帳はきちんと持っていきましょう。」

『!?』

「のみあわせとかあるみたいです~」

『伝えることはなくなったから私の任務は終わった!今から一緒に呑もうではないか少年!たたし少年はドリンクバーだぞ』

「アルコール類の提供はまだ始まっておりません~~」

『コロナ真っ最中だからな!医療従事者頑張れ!』

「がんばれ~」

『他に質問はあるかな少年!』

「もうないです。」

『去らばだ』

「ばいばーい」

『最後にここまで見せくれたみんな!みんなもクチャラーマンみたいに暴言を吐かず他人にいじわるしない立派な人間になってくれよ!』